春季企画展「めぐってみよう!大磯宿」開催中です
春季企画展「めぐってみよう!大磯宿」が始まりました。
企画展の見どころをご紹介します。
今回の企画展は、江戸時代の大磯の名所を、江戸時代に作られた道中記や絵図を参考にして紹介し、あわせて名所を描いた浮世絵や、郷土資料館が所蔵している大磯宿関係資料として、小島本陣の資料や本陣の間取図を展示しています。
道中記や絵図は、今でいうガイドブックやガイドマップのようなもの。当時の大磯の名所は、『曽我物語』の登場人物である虎御前にまつわるスポットや、西行ゆかりの地として知られた鴫立沢、また大磯宿から少し離れますが、現在の大磯町内にある西長院の身代地蔵などが知られていました。
展示会場の中央で紹介している本陣の間取図とその間取図を基に作成した模型です。本陣とは、大名などが宿泊する専用の施設で、大磯宿には3軒ありました。模型で紹介している間取は小島本陣のもので、以前、郷土資料館の常設展示で展示していましたので、もしかしたら懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。今回は、基になった間取図と一緒に展示していますので、ぜひ、ご覧ください。
また、こちらは同じ場所で紹介している石井本陣の間取図です。石井本陣の資料は、ほとんど残っていないため、その様子が今までよくわかりませんでした。このたび、大磯から離れた島根県松江市で間取図を発見。本陣は、全国の藩のお殿様が参勤交代で江戸と国元を行き来する際に必ず利用した施設なので、参勤交代をコーディネートするために、宿泊する本陣の間取図を持っていることがあります。
さて、これで大磯宿3軒の本陣のうち、2軒の本陣の間取図が見つかりました。残るは1軒、尾上本陣の間取図。この間取図も、もしかしたら大磯とは別の地域で見つかるかもしれません。ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、大磯町郷土資料館までご連絡ください!
(この記事、つづく)
更新日:2022年04月29日