伊藤博文の資料を整理中

更新日:2021年03月10日

大磯町には、滄浪閣という伊藤博文の本邸がありました。大磯には多くの著名人が別邸などを持っていましたが、特に伊藤は、地元大磯の人たちとの交流が多く、その一つに大磯小学校とのつながりがあります。

このほど、大磯小学校から、伊藤博文が所有していた品々を含め、地域や学校の歴史にかかわる貴重な資料をお譲りいただきました。

写真は、校長室に展示されていた伊藤博文所有の甲冑です。長い間、展示されていたため、残念ながら、だいぶホコリが積もっている状態でした。先日、晴れた日に、屋外で虫干しを兼ねた掃除を行いました。屋外で作業をしていたため、城山公園を散策されていた皆様が「よろいだ…!」、「かぶとだ…」とささやかれているのを、よく聞いていました(笑)

甲冑は、さまざまなパーツに分かれています。広げると写真のようになりました。

伊藤博文伝来の甲冑を掃除中

これらをうまく収納すると、写真で掃除している木箱の中に納まります。

この甲冑は、兜(かぶと)に「宇和島笹」の紋がありました。伝来はわかりませんが、宇和島藩の伊達家と関係があるのかもしれません。

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