感染防止対策をしながらクラブを開催しています

更新日:2020年12月24日

12月も下旬になり、2020年もそろそろ終わりますが、振り返れば、今年は本当に新型コロナウイルスの影響を受けた一年でした。

大磯町郷土資料館も、3月に臨時休館して以来、6~7月にかけて開館、感染防止対策をしながら段階的に活動を戻している状況です。

9月からは、クラブ活動も再開しました。当館では、現在、古文書解読クラブ、古文書裏打ちクラブ、写真整理クラブの3つのクラブが活動しています。どの活動も参加者が会場に集まる活動なので、対面の状態は避けられません。感染防止対策として、

  • 体調が悪い時には活動に参加しない。
  • 活動中はマスクを着用する。
  • 十分な換気を行う。
  • 活動の参加前後に、手洗いや手指の消毒を行う。

を徹底しています。 

古文書裏打ちクラブの活動の様子

古文書裏打ちクラブの活動の様子

写真は、11月に行った古文書裏打ちクラブの様子です。窓を開けて、換気しています。

裏打ちした資料を乾かす

裏打ちした資料を乾かします

裏打ちが済んだ資料は、板張りして一か月間、乾燥します。この光景も久々です。

裏打ちした資料

裏打ちした資料

裏打ちした資料の一つを紹介します。

この資料は「薬師永代古額句」と書かれ、俳句が書かれているようです。最後の方に、「国府村寺社」と書かれていることから、明治期以降の資料でしょうか。大磯町の黒岩地区の資料だと考えていますが、詳しいことはわかりません。

このように裏打ちして修復し、整理、調査を進めた上で、詳しいことがわかっていきます。クラブの活動は、当館にとって、とても大事な活動です。

12月に入り、新型コロナウイルス感染症の感染者数が増えてきました。神奈川県内でも、外出の自粛が呼びかけられています。引き続き、感染防止に努め、細心の注意を払いながら、クラブ活動を実施していきたいと考えています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育部 生涯学習課 郷土資料館
〒255-0005
神奈川県中郡大磯町西小磯446-1
電話番号:0463-61-4700
ファックス:0463-61-4660
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