「大磯別邸 城山荘」
リニューアルオープン1周年企画展「大磯別邸 城山荘-三井高棟が遺したもの-」

『写真集城山荘』より
とき
平成29年10月21日(土曜日)~12月3日(日曜日)
ところ
大磯町郷土資料館 企画展示室
内容
大磯の城山には、昭和45年まで北三井家の別邸「城山荘」がありました。北三井家10代当主高棟は、明治28年からこの土地を所有し、大正12年の関東大震災によって建物が被害を受けるまでは、一家で休暇を過ごす場として使用していました。昭和8年に現役を引退した後は、震災で使用できなくなっていた建物を再建し、城山荘を終の棲家として過ごします。耐震建築の研究者である久米権九郎による設計、各地の社寺の古材をあしらった内装は、高棟のこだわりを多分に採り入れたものであり、江戸時代から続く三井家が担ってきた、日本の伝統文化を大切にする思想を反映しています。
本展では、株式会社久米設計及び稲葉和也氏にご協力いただき、特に城山荘の建築的特徴に焦点を当てました。建築図面や写真による検証から、在りし日の城山荘を描き、高棟が何を遺そうとしたのかを考えます。
会期中の休館日
毎週月曜日、11月1日、12月1日
入館料
無料
協力
株式会社久米設計
稲葉 和也(前大磯町文化財専門委員会委員長)
備考
展示解説
日時:平成29年10月29日(日曜日)、11月26日(日曜日)午後1時半から
場所:郷土資料館 企画展示室
担当学芸員が展示内容を解説します。30分程度の解説後、県立大磯城山公園内も解説します。
更新日:2017年12月04日