ナラ枯れ被害が広がっています

更新日:2023年01月04日

枯れたコナラの木

枯れたコナラの木(※被害木の全ての木が枯れる訳ではありません)

ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシが媒介する「ナラ菌」によって、コナラやミズナラ、マテバシイなど、ナラ・カシ・シイ類といったブナ科の広葉樹が、7月から9月頃に集団的に枯れる被害です。

 

ナラ枯れの発生状況(赤褐色に変色)

ナラ枯れの発生状況(赤褐色に変色)


 

根元にたまったフラス

ナラ枯れ被害の特徴

■ 7月から9月に葉が赤褐色に変色し枯れる。

■ 幹の根元に大量フラス(木くずと虫の排泄物

  が混じった粉状のもの)がある。

■ 幹に直径1.5ミリメートル~2.0ミリメートル

  の多くの孔がある。


 

 

このナラ枯れは日本各地で確認されており、大磯町では平成30年に初めて被害が確認され、令和2年度に入ってからは、町内のほぼ全域にまで被害が広がっています。

 

※カシノナガキクイムシが侵入しても多くが生き残るので、その地域の森林を絶滅させるよう

 な被害が発生するものではなく、3年から5年程度で収束するものと言われています。

※ナラ枯れが人体や他の動物、ナラ・カシ・シイ類等以外の植物への影響が出た事例はありま

 せん。

※ナラ枯れ被害木の処理は「土地所有者」の方が行う必要があります。道路や電線、人家など

 倒れたら危険な場所にある被害木は、適切な処理をお願いします。伐採等の処理方法が分か

 らない場合には、専門業者(造園業等)にご相談ください。

 

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