R3ナラ枯れ・松くい被害対策から見直す「持続可能な地域の森の育て方」講習会
令和3年7月10日(土曜日)に、講師として「NPO法人地球守」代表理事の「高田宏臣」氏をお招きし開催した「ナラ枯れ・松くい被害対策から見直す持続可能な地域の森の育て方」講演会の内容が、NPO法人地球守の「Youtubeチャンネル」で視聴できます。
●前編
htps://youtu.be/8aCqjBqqit8
●後編
https://youtu.be/58zRaXz-6kM
ナラ枯れの発生状況(赤褐色に変色)
最近、町内の森の所々に出現している茶色く枯れた木にお気づきでしょうか?
「ナラ枯れ」という病気にかかって枯れてしまった樹木です。虫が入って樹液道が塞がったことが原因とされています。「しかし、なぜ最近になって広がっているのでしょうか?」
この問題に対して、根本的な原因を問いかける「土中環境」という視点があります。人間の生活によって、「土の中の水の流れ」が遮断されたことが原因で、樹木が健全に育たなくなっているというものです。これは単に森だけでなく町の環境全体にも関わることです。
「土中環境」とは?
環境を「土の中まで含めて環境」として捉える見方です。
土中の水と空気の動きという視点から、山・川・海・大地・樹木の環境劣化の原因を探っていきます。
健 康 な 土 中 で は 空 気 と 水 が よ く 働 き 、 微 生 物 や 菌 糸 の 発 達 が 旺 盛 で 空 気 と 水 の 循 環 を 助 け ま す 。 |
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土中が詰まった硬化した場所では、乾燥し、根は浅く根上がりします。
【このような場所で起きやすい事】
倒木 / 土砂崩れ / 地滑り / 藪化
土中の水と空気を動かすために、穴や溝を掘り、炭や落ち葉を使って土中環境を整えていきます。
将来に豊かな森や自然を残していくために、講師をお招きし、 根本的な対処を学ぶための講習会(講習会+現場実習)を開催します。 |
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→座学で、「土中環境の視点」を学び、
実習で、「土地が自立的に回復していくための作業の仕方」を学びます。
【テーマ】 ナラ枯れ・松くい被害対策から見直す持続可能な地球の森の育て方
【講 師】 高田 宏臣 氏(NPO法人地球守代表理事)
【日時・場所】 令和3年7月10日(土曜日)
<講 演 会>10時00分~12時00分(町保健センター2F研修室)
<現場実習>13時30分~16時30分(大磯運動公園)
【持物・服装】 スコップ、剪定ばさみ、手ノコギリ / ナタ、長靴、動きやすい服装、
作業手袋、大きめのドライバー(ねじ回し)
【申込み】 事前予約制(50人程度) / 参加費無料
氏名 ・ 年齢 ・ 性別 ・ 住所 ・ 電話番号 を、電話、FAXまたはEメール
にて、お送りください。 【締切】 7月7日(水曜日)まで
【申込先】 大磯町 都市建設部 都市計画課 都市計画係
TEL: 0463-61-4100(内線239)
FAX: 0463-61-1991
Email:oubo-toshikeikaku@town.oiso.kanagawa.jp
※応募者多数の場合は、町在住者、申込順を優先とします。ご了承ください。
※午後の現場実習は現地集合です。当日は、専用駐車場を設けていますが、台数に
限りがあるため、なるべく乗り合ってご来場ください。
※雨天の場合、午後の現場実習は中止になる場合があります。
※当日は、ご来場いただけない方のために、ZOOMによる同時配信をします。(講演会のみ)
【ZOOM申込み】 事前予約制 / 先着100名まで
Eメールにてお申込みください。申込受付後、Eメールにて、
IDとパスコードを送付します。
【講師プロフィール】 高田 宏臣(たかだ ひろおみ) 高田造園設計事務所代表。1969年千葉県生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。 |
この記事に関するお問い合わせ先
〒255-8555
神奈川県中郡大磯町東小磯183
電話番号:0463-61-4100(内線:221,239,243)
ファックス:0463-61-1991
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更新日:2021年08月04日