放火に注意!

更新日:2019年04月01日

出火原因の上位に「放火」と「放火の疑い」

全国で発生している火災の出火原因の上位には、毎年「放火」「放火の疑い」があります。この原因による火災を合わせると全火災の2割近くを占めるため、深刻な社会問題となっています。

放火は殺人罪と同じ重罪です

現住建造物等放火罪は「死刑又は無期若しくは5年以上の懲役」
これは殺人罪と同じ法定刑で重罪です。

刑法第108条の現住建造物等放火罪 は(放火して、現に人が住居に使用し又は現に人がいる建造物、汽車、電車、艦船又は鉱坑を焼損した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。)、刑法第199条の殺人罪(人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。)と現行法上、同じ法定刑である重罪です。

放火が多いのは夜だけ?

放火の発生が夜間に多いことは、みなさん想像がつくことでしょう。
夜間は人通りが少なく、人目につきにくい時間帯です。就寝前に物置や車庫などを施錠することや、家の周囲・駐車場などは常に明るくしておくなど、放火をさせない環境づくりに努めましょう。

また、意外だと思うかもしれませんが、暗くなる前の午後2時から、午後4時までの時間帯も放火の多い時間帯です。
夕食前の買い物の時や、学校からの帰宅途中、不審な人物がいたら警察署や消防署に連絡してください。

放火を防ぐには

放火を防ぐためには、一人ひとりが防止対策を心掛けるだけでなく、地域全体が「放火されない環境づくり」に取り組むことが重要です。放火火災の防止の基本は「放火されない、放火させない、放火されても被害を大きくさせない」ことです。個人はもとより、地域ぐるみで放火されにくい環境をつくることが重要です。

いざというときのために住宅用火災警報器、消火器を備えましょう

【住宅用火災警報器】

住宅用火災警報器の設置が義務化されています。

住宅用火災警報器を設置することにより、就寝中でも火災の発生を早期に発見し、避難することで逃げ遅れや初期消火により被害の軽減をすることができます。

住宅用火災警報器の詳細はこちら↓

【家庭用消火器】

消火器による初期消火は、火災の被害の軽減に非常に効果的です。

いざというときのために、家庭に消火器を備えましょう。

 

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