令和６年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　令和６年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は31億3,354万円で、予算現額に比較し3,471万円の減、歳出は30億7,100万円で、予算現額に比較して9,725万円の減となり、歳入歳出差引は、6,254万円の繰越額となります。
　これを前年度と比較すると、歳入は１億2,118万円の減（対前年度伸び率△3.7％）、歳出は１億5,275万円の減（同△4.7％）となります。
　歳入の主なものは、国民健康保険税６億9,252万円（同△1.2％）、県支出金20億8,485万円（同△3.6％）、繰入金３億1,643万円（同△8.9％）、繰越金3,098万円（同△16.7％）、諸収入744万円（同15.4％）となっています。
　歳入減の主な要因は、被保険者数の減少による国民健康保険税の減、保険給付費の減少による県支出金の減などによるものです。
　歳出の主なものは、保険給付費20億2,606万円（同△4.8％）、国民健康保険事業費納付金が９億4,408万円（同△4.2％）、保健事業費2,566万円（同3.2％）、基金積立金2,773万円（同△12.0％）、諸支出金548万円（同△59.7％）となっています。
　なお、歳出総額の96.7％は療養給付費・療養費・高額療養費等の保険給付費及び国民健康保険事業費納付金で占められています。
　年度末の被保険者数は、5,947人で、1年間で325人減少しています。国民健康保険被保険者１人当たり医療費の保険者負担分は326,962円となっており、１年間で1,551円増加しています。