平成24年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　平成24年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は43億6,415万円で、予算現額に比較して1億4,488万円の増、歳出は40億9,444万円で、予算現額に比較して1億2,484万円の減となり、歳入歳出差引2億6,972万円の繰越額となります。

　これを前年度に比較してみますと、歳入は3億1,155万円の増（対前年度伸び率7.7％）、歳出は2億7,289万円の増（同7.1％）となっています。

　歳入の主なものは、国民健康保険税9億3,545万円（同△1.3％）、国庫支出金6億6,983万円（同△4.4％）、療養給付費交付金2億6,022万円（同17.4％）、前期高齢者交付金12億4,132万円（同11.1％）、繰入金は5億331万円（同7.7％）となっています。

　歳出の主なものは、保険給付費27億3,229万円（同4.4％）、後期高齢者支援金等5億1,363万円（同10.4％）、介護納付金2億1,640万円（同12.6％）、諸支出金2億1,340万円（同48.1％）となっています。

　歳入増の主な理由は、退職者の医療給付等の増による療養給付費交付金、前期高齢者の国保加入率が高くなったことによる前期高齢者交付金の交付が多くなったことと、一般会計からの繰入金が増えたことによるものです。

　また、繰越金2億3,105万円のうち、1億7,128万円を一般会計に繰出しています。

歳出増の主な理由は、医療費が伸びたことと前年度の一般会計からの繰入金を精算し一般会計へ返還したことによるものです。

　また、歳出総額の79.2％は、療養給付費・療養費・高額療養費・後期高齢者支援金等の医療費で占められています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は270,302円となっています。