令和６年度介護保険事業特別会計決算の概要

　令和６年度大磯町介護保険事業特別会計については、第九期事業計画期間（令和６年度～令和８年度）の初年度の決算となります。歳入は33億2,061万円で、予算現額に比較して1,298万円の増、歳出は32億2,953万円で、予算現額に比較して7,810万円の減となり、歳入歳出差引9,108万円の繰越額となります。
　決算額を前年度と比較すると、歳入は１億53万円の増（対前年度伸び率3.1％）、歳出は8,986万円の増（同2.9％）となります。
　歳入については、保険料が６億1,853万円（同△15.0％）で、保険料の見直しによるものです。国庫支出金６億6,040万円（同2.3％）は、介護給付費負担金の増によるもので、支払基金交付金８億4,058万円（同10.0％）は、介護給付費交付金の増によるものです。
　一方、歳出については、保険給付費が29億2,832万円（同5.0％）で、介護サービスの利用額の増によるものです。地域支援事業費１億3,097万円（同4.6％）は、介護予防・生活支援サービス事業費の増によるものです。
　歳出総額のうち、介護保険サービスに係る保険給付費が歳出総額に占める割合は、90.7％となっています。これを介護度で区分すると、介護サービス（要介護１～５）が97.9％、介護予防サービス（要支援１及び２）が2.1％となっており、サービス種類で区分すると、居宅サービスが61.1％、施設サービスが38.9％となっています。