平成29年度

更新日:2018年06月01日

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、大磯町では、神奈川県、小田原市、箱根町、星槎グループとともに、アフリカのエリトリア国、南アジアのブータン王国と、事前キャンプに関する協定を結んでおり、両国との交流事業を行っています。

 平成29年度の取組みをご紹介します。

 

大磯一周駅伝大会に出場しました!

平成30年1月21日、大磯中学校から大磯運動公園までの約20kmをつなぐ、大磯一周駅伝大会が行われ、エリトリアからの留学生 アヌール・モハメド・アタ君が、「星槎国際湘南陸上競技部」チームの一員として出場しました。

アヌール君は、2区 4.2kmを走り、13分15秒、区間2位の好成績を収められました。

星槎国際湘南陸上競技部チームも、総合2位、団体優勝を果たしました。

 

今後も、ご活躍を期待しています!

↑1区の大塚君から、たすきを受け取りスタートを切るアヌール君

 

 

エリトリア・ブータンの陸上選手と大磯小児童が交流しました

平成29年11月29日、エリトリアとブータンの陸上選手が大磯小学校の放課後子ども教室を訪れ、児童と交流を図りました。

両国の選手は、11月26日に開催された大阪マラソンに出場するため来日した選手で、同大会では、カルアブ・セレモネ・ギラガブル選手が優勝、テスファマルヤム・クフレマルヤム・ガシャズギ選手が3位、フカドゥ・ギブレズギ・クブルアブ選手が8位入賞と、エリトリアの3選手が優秀な成績を収められました。また、ブータンのサンゲイ・ワンチュック選手、ニマ・ヨゼル選手も、自己ベストを大幅に更新する好記録を残されました。

児童との交流では、選手たちから自己紹介が行われたほか、エリトリアのティグリニャ語とブータンのゾンカ語であいさつ等を教えてもらいました。

子どもたちは、初めての両国の選手に目を輝かせながら大きな声で言葉を練習していました。

↑母国語を紹介してくれた、両国の選手。

 

 

後半は、グラウンドに出て選手とかけっこ対決と鬼ごっこを行いました。

子どもたちはバトンを繋ぎながら懸命に走り、選手もとても楽しそうに一緒に走ってくれました。大磯小学校の先生チームの飛び入り参加もあり、大盛況のかけっこ対決となりました。

そのあとは、選手が鬼となって、鬼ごっこを行いました。

子どもたちは、この日一番の笑顔で逃げ回っていました。約5分ほどでほとんどの子どもが捕まってしまうほどの選手のスピードに驚きながら、「もっとやりたい!」と楽しんでいました。

 

 

↑一緒に体を動かし、笑顔が溢れる交流となりました。

 

 

 

質問コーナーでは、子どもたちから、「エリトリアとブータンで一番おいしい食べ物は何ですか?」、「どうして陸上を始めたんですか?」などの質問が寄せられました。

選手からは、母国の郷土料理が紹介されたほか、陸上の魅力について、「陸上は世界中どこでもできるスポーツで、世界の人と共有することができるから」と語られました。

また、「東京オリンピックには出ますか」と聞かれ、「それが目標です。願っています。」と力強く答えてくれました。

↑子どもたちからの質問に答える選手。一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

 

 

国府小学校児童とエリトリア留学生が交流!

平成29年10月18日、国府小学校で行われた「放課後子ども教室」の参加児童と、エリトリアからの留学生3名が交流を図りました。

留学生は、星槎グループの高等学校の陸上専攻や、大学の陸上部に所属する長距離種目の選手で、日々、練習や勉強に励んでいます。日本語の授業もあり、日本語はメキメキ上達中です!

当日は、はじめに、留学生から日本語による自己紹介が行われ、続いて、留学生の母国語である、ティグリニャ語のあいさつを教えてもらいました。

子どもたちは、初めてのティグリニャ語に戸惑いながらも、大きな声で練習していました。

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↑日本語で自己紹介する(左2番目から)ケセテ選手、デジェン選手、アヌール選手

 

 

次は、子どもたちお待ちかねの「鬼ごっこ」で留学生との交流を楽しみました。

留学生のスピードに、あっという間に捕まってしまう子どもたちでしたが、「もっとやりたい」という声が上がるなど、とても楽しんでいる様子でした。

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最後には、留学生への質問コーナーを行い、子どもたちからは、「好きな食べ物は?」「どんな練習をすれば足が速くなりますか?」「将来の夢は何ですか?」などの質問が寄せられ、留学生たちは、日本語を交えながら一生懸命答えてくれました。

留学生の一人、デジェン選手は、「東京オリンピックに出るのが夢」と語っていました。

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子どもたちと留学生はすっかり打ち解け、子どもたちからは、「オリンピックではエリトリアを応援したい!」「また留学生と会いたい」という声が聞かれました。

当日は自由参加ながら、約150名の児童が参加し、留学生も子どもたちもとても楽しいひとときを過ごすことができました。

大磯チャレンジフェスタで事前キャンプ国を紹介しました!

平成29年10月1日、大磯運動公園で行われた大磯チャレンジフェスタに、「体験してみよう!事前キャンプ国」と題したブースを出展しました。

ブースでは、エリトリア国やブータン王国の紹介パネルや、両国の民族衣装、民芸品を展示しました。中でもブータン王国の民族衣装は、テレビ等で見たことがある方も多く、注目を集めていました。

また、エリトリア式じゃんけんや、エリトリア式の数当て遊びの体験コーナーでは、子どもたちが初めての遊びを体験し、エリトリアの文化に親しみました。

当日は、天候にも恵まれ、多くの方に両国の文化に触れていただくことができました。

ご来場いただきありがとうございました。

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↑ブータンの民芸品のお面を顔に当ててみたよ!けっこう重い!

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↑エリトリア式じゃんけんのルールを聞く来場者

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↑エリトリアからの留学生がブースに遊びに来てくれました

エリトリアの紹介パネルに母国の風景を見つけ、思わず笑顔

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↑エリトリア留学生から民族衣装の着方を教えてもらいました

 母国の伝統の衣装に、留学生もうれしそうでした

エリトリア国の首都アスマラが、ユネスコ世界遺産に登録されました!

 エリトリア国の首都アスマラが、平成29年7月7日にユネスコ世界遺産に登録されました。

 アスマラは、アフリカで最も美しい都市とも言われる街並みで、ヨーロッパの古都を思わせる佇まいです。

 イタリアの植民地時代の影響を受け、1920~30年代のアールデコ様式のイタリア建築の数々が、世界有数の規模でまとまって保存されています。貴重なモダニズム建築の遺産として高く評価され、このたびの世界遺産登録となりました。

 

↓モダニズム建築が数多く残る、アスマラの美しい街並み

寺院
フィアット
モダニズム

ロンドン世界陸上にエリトリア国の選手が出場しました!

 平成29年8月4日から8月13日まで、ロンドンで開催された世界陸上に、エリトリア国の選手が出場しました。

 大会初日に行われた、男子マラソンにおいて、ゲブレゲルギシュ選手が、大会最終日に行われた、男子5,000メートルにおいてキフレ選手が、ともに見事7位入賞を果たしました。

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、今後の活躍が期待されます!

エリトリア写真展を開催しました

 平成29年7月18日から21日までの期間、大磯町役場本庁舎1階ロビーにて、「エリトリア写真展」を開催しました。

 エリトリア国独立26周年を記念した、エリトリア大使館主催の写真展「エリトリア―自由を感じて」の一部の展示で、写真家 中野智明氏が捉えた独立当時の同国の様子と、現在の姿を収めたものです。

 また、平成29年7月7日にエリトリア国の首都アスマラが、数々の歴史的なモダニズム建築を残している点が評価され、ユネスコ世界遺産に登録されました。

 それに伴って、アスマラの街並みを感じることのできる展示を行いました。

エリトリア写真展の様子

会場の様子。

独立当時の写真の前で、笑顔を見せる現在の人々の姿を写した作品などが並ぶ。

 

 

アスマラの様子

ユネスコ世界遺産に登録された、首都アスマラの街並みの展示。

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