安倍元首相の国葬儀に関しての大磯町長のコメントについて（令和4年9月16日記者発表）

〇　安倍元首相の政治家としての功績は非常に大きいうえに、民主主義の根幹である選挙活動
　の最中に凶弾に倒れたという経緯もあり、吉田茂氏と同様の国葬儀を執り行うことに私自
　身、全く違和感はない。できれば国民一人ひとりが故人の死を悼み、その功績を偲ぶ機会と
　なれば良いと思う。
〇　しかし、今回の国葬儀については国民の間で様々な意見が交わされているのも事実。町と
　して半旗を掲げるなどの弔意を表すこと自体に問題があるとは思わないが、それが町民どう
　しの対立を生んだり、不測の事態を引き起こしたりすることを懸念している。そして、そう
　したことは故人の望むところではないと考える。
〇　私は、国葬儀当日、静謐な雰囲気の中で安倍元首相の冥福を祈りたい。従って、町として
　半旗掲揚や記帳台設置などの特段の対応を行うことは考えていない。
〇　なお、国から弔意表明の要請通知等が発出された場合には、その趣旨や内容、性格を踏ま
　えつつ、改めて町としての対応を検討する。

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