地震に備えて
ふだんの備え
【家庭の防災会議】
地震がいつ起きても、家族の誰もが落ち着いて行動できるように、家族全員で防災会議を開き、よく話し合っておきましょう。
【屋内の安全点検】
ガスコンロ、石油ストーブなど、火を使う器具の出火防止と石油、ベンジン等の可燃性危険物の安全点検を行い、転倒しやすい書棚、食器戸棚、タンスなどには転倒防止器具を取付け固定しておきましょう。
【屋外の安全点検】
ブロック塀、石塀、門柱、窓ガラス、屋根瓦、プロパンガスのボンベ、自動販売機など地震発生の際、危険要因となるものは日ごろから点検し、転倒、落下しないよう修理や補強をしておきましょう。
【初期消火の準備】
消火器を用意してその取り扱い方を知っておき、また、風呂にはいつも水を張るなどして、防火用水を用意しておきましょう。
【食糧と飲料水の確保】
最低3日分できれば7日分程度の食糧と飲料水を日常生活の中で常に備えておきましょう。
【非常持ち出し品の用意】
食糧・飲料水・救急医薬品・懐中電灯・トランジスタラジオなどの防災用品を非常時に持ち出しできるように用意しておきましょう。
【地震発生時の心がまえ】
- 地震の揺れがおさまってからすばやく火の始末
- 火が出たらまず消火
- 避難は徒歩で荷物は最小限に
- 塀ぎわ、川べりなどに近寄らない
- 山崩れ、がけ崩れに注意
- 海岸では津波、低地では浸水に注意
- 余震を恐れずデマに注意
- 秩序を守り衛生に注意
自主防災組織
いざというとき自分一人の力では限界があります。
あなたの力と地域のみなさんの力を集めた組織的な活動が必要です。「向こう三軒両隣り」の付き合いがあった昔の生活とは違い、現在は新興住宅地や団地などの出現で住民相互のふれあう機会が少なくなり、隣り近所の連帯意識が薄れてきています。そこで防災組織づくりを基盤として自治会・町内会活動を推進していくことが、災害に強い町をつくることとともに、ひいては住みよい町づくりにもつながります。
広域避難場所
大地震による大火災で避難する場所です。いざというときに備え、避難方法などを家族や近隣の人と話しあっておきましょう。
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更新日:2019年01月25日