大磯町気候非常事態宣言～２０５０年　ゼロカーボンシティの実現に向けて～

　近年、地球温暖化の影響により、記録的な猛暑、集中豪雨、大型台風などの異常気象による自然災害が世界各国で発生し、甚大な被害をもたらしています。そして、このまま地球温暖化の進行を放置すれば、私たちの生活に多大な影響が出ることが予想されています。
　このような状況の中、大磯町は気候危機が人々に深刻な影響を与え、脅威となっている状況を町民のみなさんや事業者などあらゆる主体が認識し、SDGsの目指す持続可能な社会の実現に向け、力を合わせて取り組んでいくため、令和５年３月23日に気候非常事態を宣言するとともに、ゼロカーボンシティ^※を表明しました。

　大磯町気候非常事態宣言書(PDFファイル:74.8KB)

^※ゼロカーボンシティの表明

　ゼロカーボンシティとは、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体のことをいいます。
　大磯町では、気候非常事態宣言において脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明しました。

大磯町の取組

大磯町は、以下の取組を進めていきます。

省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入の推進、温室効果ガスの吸収源対策の推進等に取り組むことで、2050 年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指し、さらには、カーボンネガティブ^※に向けた挑戦を続けていきます。
気候変動への適応策として、気象災害から町民の安全な暮らしを守るため、風水害対策等を強化します。
気候変動が危機的な状況であることを町民や事業者などと広く情報を共有し、連携・協働して気候変動対策に取り組みます。

^※カーボンネガティブ：経済活動によって排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの量よりも、森林管理などにより吸収する温室効果ガスの量が多い状態を指します。