木質バイオマスストーブ(薪ストーブ等)の使用について

更新日:2023年10月26日

木質バイオマスストーブ(薪ストーブ等)について

 木質バイオマスストーブ(薪ストーブやペレットストーブなど)の普及が進んでいます。木質資源を燃料としているため、カーボンニュートラルであり、地球温暖化対策としても注目されています。

 その一方で、誤った使用方法により煙や臭いが発生し、近隣トラブルにつながる場合もあります。適切な使用を心がけ、ご近所に配慮していただくようお願いします。

使用上の注意点

点火する時間を配慮してください

 性能の良い薪ストーブ等でも、本体と煙突が冷えている時には、煙や煤(すす)の発生が起きやすくなります。点火する際は、ご近所の方が窓を開けていたり、洗濯物を干す時間帯と重ならないよう、出来るだけご近所の方への配慮をしてください。 (点火時間の工夫例:日中、洗濯物や布団が出ている時間帯は薪ストーブの使用をせず、夜間のみ使用するなど)

十分に乾燥した薪を使いましょう

 湿った薪は煙や臭いなどが出やすくなります。十分に乾燥した薪を使いましょう。点火時にも専用のチップやペレットなど、煙の出にくいものを使用しましょう。薪以外のもの(新聞紙、紙ごみ、枯葉など)は、使用しないでください。また、防蟻材や塗料・樹脂などが付着しているもの、建築廃材は薪に使わないでください。

煙突の掃除は定期的に行ってください

 専門家(業者)による定期的な点検と清掃を依頼しましょう。 煤(すす)の飛散を防ぎ、煙道火災の予防になります。

薪の保管場所に気を付けましょう

 薪を道路沿いなどに積み上げると、放火の恐れや薪が濡れる原因にもなります。また、壁際に積み上げると、白蟻や蜂などの害虫を呼び寄せてしまう恐れもあります。また薪を自宅から離して積み上げても、隣家の壁に近いところに積み上げれば、隣家に被害を誘発してしまう可能性もあります。乾燥状態を保ちながら、安全に保管できる場所を確保しましょう。

薪割りの音も、騒音被害になることもあります

 休日など、早朝から薪割りをしていませんか?斧やチェーンソーの音や薪を積み上げる音も、受け取る側によっては、騒音となりかねません。方法や時間帯に注意を払いましょう。

薪ストーブのイラスト(正しい使い方で人にも地球にも優しく)

 

 薪ストーブ等を使用されている方や設置を検討されている方は、環境省発行のガイドブックを参考にしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業環境部 環境課 環境・エネルギー係
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