令和5年度 町ぐるみ美化キャンペーン 皆さんのご協力で町がきれいになりました!

更新日:2023年06月09日

皆さんのご協力で町がきれいになりました!

 大磯町の豊かで美しい郷土を守り、さらに清潔で住みよい自然環境を確保するため、町ぐるみの催しとして、海岸・公園等公共の場の一斉清掃を実施し、清潔できれいな環境づくりを目指して開催しました。
 初夏の早朝、町民の皆さんや各団体の皆さんのご協力で町がきれいになりました。ご協力ありがとうございました。

実施日時

5月28日(日曜日) 午前7時から8時30分

 参加いただいた皆さん及び協力いただいた団体

 町民の皆さん、大磯ライオンズクラブ、大磯ロータリークラブ、ボーイスカウト神奈川連盟大磯第1団、大磯二宮漁業協同組合、大磯海水茶屋組合、大磯ビーチクリーン実行委員会、大磯プリンスホテル、神奈川県立おおいそ学園、社会福祉法人素心会、社会福祉法人エリザベス・サンダース・ホーム、GFG神奈川支部、大磯町議会、大磯町老人クラブ連合会、大磯町商工会、公益社団法人大磯町観光協会、湘南農業協同組合、湘南海岸をきれいにする会、おおいそ廃棄物減量化等推進員、公益財団法人かながわ海岸美化財団、神奈川県平塚土木事務所、大磯町職員 ほか

ごみの収集量

可燃ごみ 9.79トン(9,790キログラム)
燃えないごみ  0.76トン( 760キログラム)
10.55トン(10,550キログラム)

当日の様子

R5北浜海岸
R5月京
R5北浜海岸2

 

 

R5黒岩

海岸ごみ(人工物)のうち、約64%がプラスチックでした

 海のプラスチックごみの重さは、2050年には魚の重さを超えると言われており、その深刻さが注目されています。海洋のプラスチックごみが分解され自然に戻るまでに400年以上かかるものもあります。

 そのような背景から、令和5年度の美化キャンペーンでは、「プラスチックごみ」に着目し、海岸ごみ(北浜海岸)におけるプラスチックごみについて調査しました。

R5調査結果
展開検査の様子1
展開検査の様子2

 可燃ごみ10袋、燃えないごみ10袋を抽出し、調査を行いました。

 結果はプラスチックごみが約64%で、内容は食品の包装材やペットボトル、発泡スチロールなどでした。海岸ごみの多くは川や水路を流れてきたものであると言われています。

 海洋汚染を防ぐためにも、今後もきれいなまち・海岸を維持していくためにも、ごみのポイ捨てや不法投棄をしない事はもちろん、所有地の見回りや柵の設置を行うなど土地の適正管理を行い、ポイ捨てや不法投棄がされない環境づくりも行いましょう。

砂浜でマイクロプラスチックを探してみよう!

 私たちの生活に当たり前にある「プラスチック」ですが、ポイ捨てや屋外に放置されることで、雨や風によって河川に入り、海へと流出してしまいます。
 プラスチックは、紫外線をあびることで劣化して割れることで、細かくなっていくため、すべて回収することは難しく、海洋生物にも悪い影響を与えています。

誰でも簡単に!マイクロプラスチックを探すことができます!

 私たちの身近な砂浜にもマイクロプラスチックが混ざっているかもしれません!
 近くの砂浜でマイクロプラスチックを探してみよう!

 調査方法は、下記の外部リンク『マイクロプラスチックを見つけよう!(JAMSTEC作成)』をご参照ください。

20センチメートル(縦)×20センチメートル(横)×5センチメートル(深さ)の砂の採取をします。

採取した砂を「ふるい」に入れて、水を注ぎながら濾(こ)して、残ったものからプラスチックを選別します。

5月28日サンプリング結果
(美化キャンペーン当日 町職員による調査)

6月5日サンプリング結果
(台風の影響に伴う風雨等の翌日 町職員による調査)

視認できる大きさのプラスチック
(6月5日サンプリング時 町職員による調査)

 皆さんにご協力いただいた美化キャンペーン直後の方が、サンプリングできたマイクロプラスチックの量が少ないことが見て取れます。

 風雨などの影響により、6月5日のサンプリング時には、視認ができるような大きさのプラスチックも多く漂着していました。

 海が身近にある私たちだからこそ、意識的に行動をして、適切に処理がされないプラごみの削減に取組みましょう!

※マイクロプラスチック:5ミリメートル以下の大きさのプラスチック粒子のこと

参考サイト

この記事に関するお問い合わせ先

産業環境部 環境課 環境・エネルギー係
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神奈川県中郡大磯町虫窪66
電話番号:0463-72-4438
ファックス:0463-71-8467
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