大磯町立学校に係る部活動の方針(令和6年8月改定版)

更新日:2024年09月01日

 「大磯町立学校に係る部活動の方針」改定の趣旨

 部活動は、生徒が各種活動に取り組む契機や各分野の人材育成の場として、スポーツや文化、科学等の振興を大きく支えてきました。その在り方に関する様々な議論を踏まえ、平成 30 年に、スポーツ庁から「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」また、文化庁から「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(以下、「国の部活動ガイドライン」という。)が策定されました。これを受けて大磯町教育委員会では、平成 31 年に「大磯町立学 校に係る部活動の方針」を策定しました。  

 そして令和2年に、スポーツ庁による「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」が策定され、休日の部活動の段階的な地域移行が示されました。 令和4年にスポーツ庁・文化庁は、部活動の地域移行に関する検討会議の提 言が示されたことから、平成 30 年に策定した「国の部活動ガイドライン」を全面的に改定した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する 総合的なガイドライン」を令和4年 12 月に策定しました。また、神奈川県及 び神奈川県教育委員会においても、令和5年に「神奈川県の学校部活動に関する方針【改定版】」を策定しました。

 こうした国や県の動きを受け、大磯町では、将来にわたり子どもたちがスポ ーツや文化芸術に継続して親しむことができる機会の確保と、学校の働き方改 革の推進を目指していくこととしました。そのために、学校だけでなく地域全 体で学校部活動を支えていく仕組みを「大磯式部活動」として、令和6年5月より実施いたしました。この仕組みによって、学校部活動の良さを生かしなが ら、休日の部活動の地域移行を段階的に進めています。

 大磯町教育委員会は大磯式部活動の実施と国や県の新たな方針を受け、「大磯町立学校に係る部活動の方針」を改定することとしました。