自殺対策

更新日:2024年04月01日

『誰も追い込まれることのない大磯町の実現を目指して』

大磯町自殺対策計画 

 平成31年度から5年間を計画期間とした『大磯町自殺対策計画』を策定しました。
 このたび、令和4年10月に国が新たな「自殺総合対策大綱」を閣議決定したことや、令和5年3月に神奈川県が「かながわ自殺総合対策計画(第2期)」を策定したことを踏まえ、国や県の動向および町の現況を勘案し、令和6年3月に計画を改訂しました。
 引き続き「誰も追い込まれることのない大磯町の実現を目指して」、関係機関との連携を深めながら計画の取組を進めます。

大磯町自殺対策計画(PDFファイル:1.1MB)

 

 

自殺の現状

 国の自殺者数は推移をみると、バブル崩壊等による影響で平成10年に急増し、初めて3万人を突破しました。その後、毎年約3万人台で推移してきましたが、平成22年から3万人を下回り、平成23年以降も減少を続け、令和元年に2万人を下回りました。
 しかし、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大した令和2年に再び、2万人台に増加しました。令和4年は、男性の自殺者が13年ぶりに増加し、女性も3年連続で増加しています。

 自殺はひとつの理由や原因で生じるものではなく、その背景には健康問題、生活苦・借金問題、過労、リストラ、人間関係などいくつもの事柄が関係しているといわれています。

 大磯町では、毎年数名の方が自殺で亡くなっています。かけがえのない大切ないのちを守っていくために、自殺予防に関する認識を深め、自殺に傾いている人に対して、気づき・声かけ、傾聴、つなぎ、見守りができるように、普及啓発を実施しています。

主な啓発活動

自殺予防週間、自殺対策強化月間に合わせた活動

 自殺予防週間(9月10日~16日)と自殺対策強化月間(3月1日~31日)には、横断幕、マグネットポスター、ミニのぼり旗の設置や啓発物品を配布しています。

こころの健康セミナー

 「こころの健康」に関する内容で実施しています。

いのちのはなし事業

 いのちの大切さを学ぶ内容で、町立小学校にて実施しています。

職員ゲートキーパー養成研修

 ゲートキーパーの養成を目的に、研修を行っています。

 ゲートキーパーとは、こころに不調を抱える方、自殺に傾く人のサインに気づき、対応できる人です。

ストレスチェックでこころの状況を知りましょう

 アプリ「こころナビかながわ」をご活用ください。

相談先

 一人で悩まず、ご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

町民福祉部 スポーツ健康課 健康増進係
〒255-8555
神奈川県中郡大磯町東小磯183
電話番号:0463-61-4100(内線:308,309,310,319)
ファックス:0463-61-6002
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