消防職員を目指す方へ~大磯町消防本部の紹介~

更新日:2023年03月27日

大磯町消防本部について

 大磯町は、相模湾や高麗山、鷹取山などの豊かな自然が暮らしの場に近接しており、湘南発祥の地として古くから自然・歴史・文化と魅力のある町として発展してきました。年間を通して多くの観光客の方々が訪れています。

 大磯町消防本部は、昭和43年に誕生し、現在45人の職員で約31,500人の町民の皆さんだけではなく、大磯町を訪れる方々に対して、安全安心を提供できるよう、災害に強い消防体制づくりに取り組んでいます。

 署所の配置   大磯町消防本部
         ・消防署
         ・国府分署

 大磯町の概要   面積 17.23㎢
          人口 31,461人(令和4年1月1日現在)
          災害発生状況(令和4年中)    火災 8件
                             救急 1,897件
                               救助 4件

消防本部と消防車両
国府分署の消防車両

消防職員定数の改正

 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律への対応及び増加する救急需要、消防事務への対応を図り、消防・救急体制の強化を図るため、職員定数を45人から50人に改正しました。(平成29年4月1日施行)

女性消防吏員の活躍に向けて

 大磯町消防本部では、現在3名の女性消防吏員が災害出動や火災予防業務等で活躍しています。女性比率は国の目標としている5%を上回る6.7%となっています。
 女性消防吏員を配置するため、平成30年度に消防庁舎の施設改修を行い、女性専用の設備の整備を行いました。

指令センター

 119番通報を受け出動指令を行う指令室は、平塚市庁舎に開設された「平塚市・大磯町・二宮町共同消防指令センター」で運用しています。

指令センターの写真

消防隊員の仕事内容

 大磯町の消防職員は、兼務で活動しています。
 兼務とは…専属隊ではなく、災害優先で出動し、例えば火災出動指令が入れば消防隊として出動。救急出動指令が入れば救急隊として出動します。また、出動以外の時間は、訓練を行うほか、総務・予防・警防等の事務も行います。
 救急救命士も、火災や救助に出動し活躍しています。

救急訓練

救急訓練

消防活動

旧吉田邸で行われた消防活動訓練

水難救助訓練

水難救助訓練

救助活動

車両破壊訓練

救助訓練

救助訓練

救助訓練

横浜市消防局とヘリコプターを使用した合同訓練

屋内消火栓訓練

町内事業所による屋内消火栓訓練

立ち入り検査

予防 立入検査訓練

メディカルコントロール等

 湘南地区メディカルコントロール協議会に属し、各種ガイドラインやプロトコールによって活動が定められており、医師による二次検証が毎月開催され、救急救命士の質を保証しています。また、各種セミナーが随時開催され2年間で再教育128時間を行っています。
 当地域は二次病院、救命センターが共にあり、内科外科小児科の当番制が整っているため病院選定を含め、救急活動が円滑に進むため、傷病者への時間的負担が少ないと思われます。
 また、当町では、採用後消防学校に入校し卒業後、全員が救急課程の教育を受け救急隊員として活動できるようにしています。

救急活動

救急活動訓練

多数傷病者訓練

多数傷病者訓練

先輩の声

〇私が消防士を志したのは、生まれ育った大磯町で仕事に就きたいと思っていた時、女性消防士の活躍を目にしたことがきっかけでした。女性消防士の活躍が増えていると聞き、テレビ等で現場の最前線で命を助ける、どんな現場でも立ち向かっている消防士に憧れを持ち、知識がないながら挑戦したいと思いました。

 大磯消防は兼務ということもあり覚えることは多くありますが、先輩方の親切な指導により仕事に対するやりがい、成長を少しずつながらも感じることができています。

 また、現場を通して命の大切さや迅速、円滑な現場活動の重要さを実感しています。

 まだ経験は浅いですが先輩方の活動を見て学び吸収し、知識を身に着け、現場を想定した訓練を行い、日々成長できるように努めていきたいと思います。

 また、傷病者、家族に寄り添えるような隊員を目指していきます。

 

〇私は、高校卒業後に4年間陸上自衛隊で勤務しました。その中で、大規模災害時だけでなく日頃から地域に密着し、住民の方々のために尽力したいと考え、消防士を志しました。

 現在は消防学校を卒業し、主に消防隊として勤務しています。大磯消防は勤務形態が兼務ということもあり、覚えることが非常に多く大変に感じることもありますが、その分学べることも多く日々充実感を感じています。

 今後も継続して訓練に励み、有事の際に迅速・正確な活動が出来るよう努めていきます。

 

先輩の声01

〇私が消防士を志したのは、東日本大震災で全国各地から集結した緊急消防援助隊の方々の姿を見て、いつか私も助けを必要としている人の役に立ちたいと思ったからです。その後、救急救命士の資格を取得し、入庁しました。

 現在は消防学校を卒業し、救急隊や消防隊として勤務しています。大磯消防は兼務で活動しており、救急だけでなく火災や救助事案にも出動するため、自分のスキルアップを図れることが魅力だと感じています。最初は覚えることも多いですが、先輩方が熱心にご指導してくださるので、毎日少しずつですが成長していると実感しています。

 

〇私が消防士を志したきっかけは中学生の時に消防の仕事について父親に聞いて調べ、興味を持ったことでした。

 現在は消防学校を卒業し、主に消防隊の隊員として勤務しています。

 大磯消防の魅力は災害出動や日々の訓練で多くの経験を得ることができる点だと思います。

 学ぶことが多く大変ですが先輩方が丁寧にご指導してくださり、毎日少しずつではありますが成長していることを実感しています。

 これからも知識、技術を向上させて現場で安全、迅速な活動ができるように訓練に励んでいきたいと考えております。

先輩の声02

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 消防総務課 消防総務係
〒255-0003
神奈川県中郡大磯町大磯1075
電話番号:0463-61-0911
ファックス:0463-61-7412
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