旧島崎藤村邸

更新日:2021年10月01日

縁側
書斎

基本情報

萬時閑居簡素不自由なし  ~余にふさわしき閑居なり~ 

文豪 島崎藤村(1872~1943)が晩年の約2年を過ごした旧宅が保存されています。

町屋園と呼ばれた藤村の旧宅は、三間の平屋建ての民家 で外壁には杉の皮、引き戸には大正ガラス ( 現在は希少 ) が使われています。小さい素朴な冠木門に割竹垣に囲まれた小庭。 カナメやモチの若葉、朝顔や萩、湯河原から取り寄せた寒椿が花を咲かせる小庭の眺めは藤村の心の慰めで、この家を「靜の草屋」と呼んでいたそうです。

また簡素を信条とする藤村の気配りが今も感じられます。

 

涼しい風だね 藤村最後に残した言葉

「東方の門」執筆中の昭和18年(1943)年8月、ひどい頭痛に襲われた藤村は倒れかけながらも、しばらくすると気分もよくなり庭に目をやりながら涼風のすぎるのを感じていました。「涼しい風だね」と、そしてもう一度「涼しい風だね」・・・・・。そのまま昏睡状態に陥り意識は戻ることなく亡くなりました。

藤村邸には、「涼しい風だね」のキューブ型のオブジェと東方の門の「東方の門」序章の文章を赤と黒のペーパーで切り抜いた衝立があります。

 

【藤村忌】

毎年藤村の命日である8月22日、墓参・献花を行います。

藤村が眠るのは大磯駅より徒歩5分のところにある地福寺。藤村は生前、静寂で趣があり海も街道の彼方にちらりと見えて、潮風も吹き通ってくるような地福寺の境内を好みよく散歩の時に立ち寄っていたそうです。

 

日程

 8月22日 10時00分 ~ 11時00分 

 

場所

地福寺 (大磯町大磯1135)

 

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お問い合わせ

駅前観光案内所 (大磯町観光協会)

電話 0463-61-3300

 

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