平成29年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　平成29年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は44億7,220万円で、予算現額に比較し3億6,793万円の減、歳出は43億7,692万円で、予算現額に比較して4億6,321万円の減となり、歳入歳出差引9,528万円の繰越額となります。

　これを前年度と比較すると、歳入は2億2,727万円の減（対前年度伸び率△4.8％）、歳出は9,049万円の減（同△2.0％）となります。

　歳入の主なものは、国民健康保険税8億7,125万円（同△5.7％）、国庫支出金6億6,995万円（同△2.6％）、療養給付費交付金5,083万円（同△19.1％）、前期高齢者交付金12億7,431万円（同3.8％）、共同事業交付金7億9,664万円（同△7.2％）、繰入金3億7,230万円（同△26.2％）、諸収入1,358万円（同165.2％）となっています。

　歳入減の主な要因は、被保険者数の減少による国民健康保険税の減と一般会計からの繰入金が減ったことなどによるものです。

　歳出の主なものは、保険給付費26億470万円（同△1.3％）、後期高齢者支援金等4億8,443万円（同△2.9％）、介護納付金1億7,803万円（同△2.3％）、共同事業拠出金8億253万円（同△7.8％）、保健事業費2,090万円（同△8.5％）、諸支出金8,669万円（同△48.4％）となっています。

　なお、歳出総額の74.7％は療養給付費・療養費・高額療養費等の保険給付費、後期高齢者支援金等と介護納付金で占められています。

　年度末の被保険者数は、8,429人で、1年間で430人減少しています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は290,867円となっており、1年間で4,963円増加しています。