令和２年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　令和2年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は35 億9,529 万円で、予算現額に比較し1,877 万円の減、歳出は35 億2,338 万円で、予算現額に比較して9,068万円の減となり、歳入歳出差引は、7,191 万円の繰越額となります。

　これを前年度と比較すると、歳入は2億302 万円の減（対前年度伸び率△5.3％）、歳出は2億5,446 万円の減（同△6.7％）となります。

　歳入の主なものは、国民健康保険税8億1,751 万円（同△1.7％）、国庫支出金437万円（皆増）、県支出金24 億7,995 万円（同△4.2％）、繰入金2億6,588 万円（同△16.7％）、繰越金2,047 万円（同△60.3％）、諸収入711 万円（同3.4％）となっています。

　歳入減の主な要因は、被保険者数の減少による国民健康保険税の減、保険給付費の減
少による県支出金の減や前年度の繰越金が減ったことなどによるものです。

　歳出の主なものは、保険給付費24 億3,757 万円（同△4.4％）、国民健康保険事業費納付金が9億9,682 万円（同△9.8％）、保健事業費2,319 万円（同△11.1％）、基金積立金986 万円（同△75.3％）、諸支出金1,689 万円（同△4.8％）となっています。

　なお、歳出総額の97.5％は療養給付費・療養費・高額療養費等の保険給付費及び国民
健康保険事業費納付金で占められています。　

　年度末の被保険者数は、7,495 人で、1 年間で125 人減少しています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は317,554 円となっており、1年間で4,459円減少しています。