令和元年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　令和元年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は37億9,831万円で、予算現額に比較し8,852万円の減、歳出は37億7,784万円で、予算現額に比較して1億899万円の減となり、歳入歳出差引は、2,047万円の繰越額となります。

　これを前年度と比較すると、歳入は1億7,507万円の減（対前年度伸び率△4.4％）、歳出は1億4,394万円の減（同△3.7％）となります。

　歳入の主なものは、国民健康保険税8億3,144万円（同△3.7％）、県支出金25億8,918万円（同△2.0％）、繰入金3億1,922万円（同△10.5％）、繰越金5,159万円（同△45.9％）、諸収入687万円（同△14.6％）となっています。

　歳入減の主な要因は、被保険者数の減少による国民健康保険税の減、保険給付費の減少による県支出金の減や前年度の繰越金が減ったこと及び平成30年度からの国民健康保険制度の改正により、療養給付費交付金がなくなったことなどによるものです。

　歳出の主なものは、保険給付費25億4,949万円（同△3.1％）、国民健康保険事業費納付金が11億556万円（同△2.0％）、保健事業費2,607万円（同5.3％）、基金積立金3,995万円（同△42.9％）、諸支出金1,775万円（同△41.8％）となっています。

　なお、歳出総額の96.8％は療養給付費・療養費・高額療養費等の保険給付費及び国民健康保険事業費納付金で占められています。　

　年度末の被保険者数は、7,620人で、1年間で391人減少しています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は322,013円となっており、1年間で6,550円増加しています。