平成27年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　平成27年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は46億7,100万円で、予算現額に比較し1億1,372万円の増、歳出は44億5,674万円で、予算現額に比較して1億54万円の減となり、歳入歳出差引2億1,426万円の繰越額となります。

　これを前年度に比較してみますと、歳入は4億4,396万円の増（対前年度伸び率10.5％）、歳出は3億3,196万円の増（同8％）となります。

　歳入の主なものは、国民健康保険税9億4,385万円（同△2.3％）、国庫支出金7億2,147万円（同14％）、療養給付費交付金1億617万円（同△27.5％）、前期高齢者交付金12億8970万円（同△4.3％）、繰入金は4億474万円（同9.5％）となっています。

　歳出の主なものは、保険給付費27億1,495万円（同△1.3％）、後期高齢者支援金等5億1,687万円（同0.9％）、介護納付金1億9,278万円（同△8.7％）、諸支出金5,558万円（同△73.2％）となっています。

　歳入歳出とも決算額が拡大している主な理由は、保険の安定的な運営を図り、医療費支払いに備える神奈川県国民健康保険団体連合会が実施する市町村保険者の互助事業の対象が広がったためです。

　また、繰越金1億225万円の内、5,023万円は前年度の一般会計からの繰入金の精算として一般会計に繰出しました。

　なお、歳出総額の76.8％は療養給付費・療養費・高額療養費等の保険給付費、後期高齢者支援金等と介護納付金で占められています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は285,487円となっています。