平成26年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　平成26年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入は42億2,702万円で、予算現額に比較し7,150万円の減、歳出は41億2,477万円で、予算現額に比較して1億7,375万円の減となり、歳入歳出差引1億225万円の繰越額となります。

　これを前年度に比較してみますと、歳入は6,306万円の減（対前年度伸び率△1.5％）、歳出は8,776万円の増（同2.2％）となります。

　歳入の主なものは、国民健康保険税9億6,569万円（同6.3％）、国庫支出金6億3,260万円（同△0.3％）、療養給付費交付金1億4,655万円（同△15.9％）、前期高齢者交付金13億4,769万円（同2.2％）、繰入金は3億6,958万円（同△24.1％）となっています。

　歳出の主なものは、保険給付費27億5,066万円（同4.1％）、後期高齢者支援金等5億1,232万円（同△1.2％）、介護納付金2億1,124万円（同△2.9％）、諸支出金2億709万円（同△7.4％）となっています。

　歳入において繰入金減の理由は、国民健康保険税の税率を改正したことによる課税額増により、一般会計からの繰入金が減になりました。

　また、繰越金2億5,307万円の内、1億6,531万円は前年度の一般会計からの繰入金の精算として一般会計に繰出しました。

　歳出の保険給付費増の主な理由は、入院費用額の増加によるものです。

　なお、歳出総額の84.2％は療養給付費・療養費・高額療養費・後期高齢者支援金等の医療費で占められています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は　　　　280,304円となっています。