平成30年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

更新日:2019年11月08日

 平成30年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、国民健康保険制度の改正により、都道府県が保険者に加わった初年度の決算となります。歳入は39億7,337万円で、予算現額に比較し4,557万円の減、歳出は39億2,178万円で、予算現額に比較して9,716万円の減となり、歳入歳出差引は、5,159万円の繰越額となります。

 

 これを前年度と比較すると、歳入は4億9,883万円の減(対前年度伸び率△11.2%)、歳出は4億5,515万円の減(同△10.4%)となります。

 

 歳入の主なものは、国民健康保険税8億6,295万円(同△1.0%)、県支出金26億4,246万円(同1,281.4%)、繰入金3億5,686万円(同△4.1%)、繰越金9,528万円(同△58.9%)、諸収入805万円(同△40.7%)となっています。

 歳入減の主な要因は、被保険者数の減少による国民健康保険税の減と前年度の繰越金が減ったこと及び平成30年度からの国民健康保険制度の改正により、県が保険者に加わったことに伴い、県支出金は増となったものの国庫支出金や前期高齢者交付金が町の収入ではなくなったことなどによるものです。

 

 歳出の主なものは、保険給付費26億3,006万円(同1.0%)、保健事業費2,476万円(同18.5%)、諸支出金3,051万円(同△64.8%)に加え、新たに国民健康保険事業費納付金が11億2,841万円の支出となっています。

 なお、歳出総額の95.9%は療養給付費・療養費・高額療養費等の保険給付費、国民健康保険事業費納付金で占められています。

 歳出減の主な要因は、国民健康保険制度の改正により、後期高齢者支援金、前期高齢者納付金、介護納付金が廃款となったためです。

 

 年度末の被保険者数は、8,011人で、1年間で418人減少しています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は315,463円となっており、1年間で24,596円増加しています。

 

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