令和３年度介護保険事業特別会計決算の概要

　令和３年度大磯町介護保険事業特別会計は、第八期事業計画期間（令和３年度～令和５年度）の初年度の決算となります。歳入は33億986万円で、予算現額に比較して１億1,305万円の減、歳出は31億648万円で、予算現額に比較して３億1,642万円の減となり、歳入歳出差引２億338万円の繰越額となります。

　決算額を前年度と比較すると、歳入は１億4,815万円の増（対前年度伸び率4.7％）、歳出は１億3,671万円の増（同4.6％）となります。

　歳入については、保険料が７億3,107万円（同△7.0％）で、保険料の見直しによるものです。国庫支出金６億2,672万円（同10.4％）は、介護給付費負担金の増によるもので、支払基金交付金７億6,949万円（同5.6％）は、保険給付費の増に伴う交付金の増によるものです。

　一方、歳出については、保険給付費が26億9,750万円（同2.8％）で、介護サービスの利用件数の増加によるものです。地域支援事業費１億1,737万円（同1.2％）は、通所型サービスの利用件数の増加によるものです。

　歳出総額のうち、介護保険サービスに係る保険給付費が歳出総額に占める割合は、86.8％となっています。これを介護度で区分すると、介護サービス（要介護１～５）が98.0％、介護予防サービス（要支援１及び２）が2.0％となっており、サービス種類で区分すると、居宅サービスが59.2％、施設サービスが40.8％となっています。