令和４年度下水道事業会計決算の概要

　令和４年度下水道事業会計決算は、下水を処理するための収益的収支の収入は９億3,758万円で予算額に比べて2,447万円の減、支出は８億7,392万円で予算額に比べて1,728万円の減となっています。
　これを前年度と比較すると、収入は4,934万円の減（対前年度伸び率△5.0％）、支出は1,615万円の減（同△1.8％）となります。

　収入の内訳は、下水道使用料や雨水処理負担金などの営業収益が４億1,776万円、他会計補助金や長期前受金戻入などの営業外収益が５億1,982万円となっています。
　支出の主な内訳は、管渠費や流域下水道維持管理負担金、減価償却費などの営業費用が７億4,564万円となっており、支出の85.3％を占めています。

　また、下水道施設などを整備するための資本的収支における収入は、13億9,999万円で予算額に比べて5,582万円の減、支出は16億8,167万円で予算額に比べて7,434万円の減となっています。
　これを前年度と比較すると、収入は１億388万円の増（同8.0％）、支出は9,026万円の増（同5.7％）となります。

　収入の主な内訳は、企業債が７億520万円、国庫補助金などの補助金が４億1,339万円となっており、収入の79.9％を占めています。
　支出の主な内訳は、建設改良費が11億4,324万円となっており、支出の68.0％を占めています。