令和元年度下水道事業特別会計決算の概要

更新日:2021年10月04日

 令和元年度大磯町下水道事業特別会計決算は、令和2年4月1日からの公営企業会計方式の適用に伴い、令和2年3月31 日をもって終了とする「打ち切り決算」となります。このため、出納整理期間は存在せず、打ち切り時点での未収金・未払金は、歳入歳出決算事項別明細書の「収入未済額」や「不用額」に含まれ、また、未収金・未払金は、令和2年度予算の特例的収入及び特例的支出として整理するものとなります。

 

 歳入は14 億964 万円で、予算現額に比べて9,370 万円の減、歳出は13 億9,130 万円で、予算現額に比べて1億1,204 万円の減となり、歳入歳出差引残額1,834 万円となります。

 

 これを前年度と比較すると、歳入は4億8,096 万円の減(対前年度伸び率△25.4%)、歳出は4億3,176 万円の減(同△23.7%)となります。

 

 歳入は、分担金及び負担金が2,309 万円(同100.6%)で、前年度に比べ供用開始面積の増によるものです。使用料及び手数料は2億6,730 万円(同△8.8%)で、打ち切り決算に伴う減によるものです。国庫支出金は1億6,830 万円(同△53.2%)で、下水道建設費のうち補助事業費の減によるものです。繰入金は5億3,724 万円(同△11.9%)、繰越金は6,754 万円(同3.8%)、町債は3億3,560 万円(同△39.1%)となっています。

 

 歳出は、総務費が1億5,745 万円(同△13.5%)で、前年度に比べ公共下水道維持管理事業の工事請負費等の減によるものです。事業費は5億2,143 万円(同△47.2%)で、公共下水道整備事業の工事請負費等の減によるものです。公債費は6億6,437 万円(同4.3%)で、下水道債償還元金の増によるものです。

 

 令和元年度歳出総額の85.3%は、建設事業費と公債費となっており、歳出割合のほとんどを占めています。その財源は、下水道整備に伴う受益者負担金や下水道使用料の収入がありますが、6割以上は一般会計からの繰入金と町債となっています。

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