大磯町地域公共交通計画（素案）に対する意見募集の実施結果について

　町では、鉄道の駅や路線バスのバス停などから一定以上離れている、公共交通空白地域対策として、「大磯町地域公共交通総合連携計画」を策定し、富士見地区での「補助路線バス」の運行、赤坂台地域を中心とした「予約型乗合タクシー」の運行を行っています。

　連携計画策定から10年以上が経過する中、今後も加速度的に進む人口減少や高齢化、自家用車への依存など、今以上に地域公共交通の利用者は減少傾向にあると予測され、さらには働き方改革関連法により、令和６年４月から、担い手である運転手の時間外労働の規制強化がされることに伴い、運転手不足が懸念される。こうした、いわゆる「2024年問題」を控え、地域の暮らしを支える移動手段の確保や公共交通サービスの維持・確保は厳しさを増す状況にあります。

　一方、運転免許返納に伴う高齢者や買い物・通院などの移動が困難な交通弱者への対応など、今後増加が見込まれる多様なニーズに対し、利便性向上のための公共交通ネットワークの仕組みづくりが必要となってくるため、安心なくらしを支える地域の公共交通の実現を基本理念として「大磯町地域公共交通計画（素案）」を作成し、その素案に対する皆さんから意見を募集しました。

　このたび、町民等の皆さんからいただいたご意見につきまして、町の考え方を整理しましたので、公表します。