平成25年度第1回(5月開催)

更新日:2013年10月24日

平成25年度第1回(5月)大磯町議会「議会報告会」開催結果の報告

 平成25年5月18日(土曜日)に、2会場で議会報告会を開催しました。
 主な報告事項は「平成25年度予算のおもな審査内容」で、一般会計予算の修正案を提出するに至った火葬料補助金に対する質疑や駅前用地の活用に対する意見等、町民と野建設的な意見交換が行われました。
 

議会報告会の開催趣旨を説明(月京会館)

 議会報告会でいただいた意見・要望・提言は、議員全員協議会等で内容を確認し、その取り扱いについて協議を行いました。
 その中で「町へ申し送りを行い、回答を求めるもの」を抽出し、平成25年7月19日に文書により町へ申し送りを行い、町からの回答と合わせてお知らせいたします。
 

 

町へ申し送りした意見・要望等

町へ申し送りした意見・要望等の一覧
番号 分野 内容・テーマ 報告会場 意見・提言・要望等 町からの回答
1 生活環境 MCA無線の活用
(防災MCA無線)
月京会館  防災用のMCA無線が、ほとんど使われていない。広域の災害時連絡網など、MCA無線機をより活用出来る方法について、もう少し工夫が必要ではないか。また、職員のMCA無線に対する精通度、地区への説明会の対応方法、電波が届かず使用できない中学校などの設置場所等の現状に対し、積極的に普及するような活用方法を考えて推進してほしいがどうか。  MCA無線機は、避難所となる公共施設のほか地域会館などに設置しており、総合防災訓練などでの積極的な取り組みにより、無線機の使用に関して正しい理解と操作手順を覚えていただき、地域間で通信訓練が行われるなど活用方法についても改善が進んでおります。通信設備は定期点検を行い、電波状況により通話しにくい施設については、アンテナの設置位置を改善するなど、災害発生時には安定した機能が発揮できるよう普及を進めております。
2 生活環境 救急車などのアナウンスの改善 月京会館  救急車などが月京交差点などを曲がるときに発するアナウンス等が、夜中など音が大きくてたまらない。サイレンは我慢しなければならないが、アナウンスは昔はハンドマイクで行っていたと思う。なぜこのような装置に予算を付けるのか、救急車などにこのような装置は必要ないと思うがどうか。  救急車が交差点で発しているアナウンスの音声合成装置につきましては、走行中の事故防止の観点から全国的に導入されている機器としてサイレン装置に付属されていますが、 夜間につきましては、サイレンは月京交差点から停止しており、音声合成装置アナウンスについても、交通状況などに応じ停止した上でハンドマイク使用により対応しています。
 また、石神台地区などへの救急要請や、重症者を搬送(患者室で救急隊長も含め2名体制で処置を行うため運転員が1名となる)する場合は、事故防止上サイレンと同様に使用する場合もあります。
 安全面などを第一に考え、今後とも状況に応じた対応を図っていきますので、ご理解・ご協力をお願いします。
3 教育文化 放課後こども教室の場所の確保 保健センター  放課後こども教室の専用場所の確保については、学校教育課と子育て支援課に学校内に場所を探してほしいと伝えてほしい。  放課後子ども教室は、現在、体育館及びグラウンドを中心に活動を行っていますが、イベントの内容など必要に応じて教室を使用することもあります。
 専用場所の確保については、各学校の教室の使用状況等を確認した上で学校との調整を行っており、今後とも専用場所の確保に向け努めてまいります。
4 行財政 脱原発の取り組み 保健センター  脱原発の取り組みについて、地方自治体から意見書を出してほしい。鎌倉市では「鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入促進に対する条例」が昨年6月にでき、2年をかけて地域としてエネルギーを自給し、原子力に頼らない社会にしようと取り組んでいる。町は積極的に環境とエネルギーに取り組むことで、町のイメージアップになると思う。環境意識の高い大磯町から風を起すぐらいの取組みをしてほしい。  町では、平成25年度から34年度までの10年間を計画期間とする「大磯町環境基本計画」を、平成24年度に策定しました。
本計画では、省エネルギーや自然エネルギーの推進を掲げており、町では、住宅用太陽光発電設備を中心にその普及啓発に努めています。
 また、自然エネルギーの更なる普及や環境意識の高揚という観点から、太陽光発電設備以外のエネルギーの推進についても、町民の皆さんのニーズの把握に努めるとともに、鎌倉市などの先進市町村の状況を踏まえながら検討していきたいと考えています。
 脱原発の取り組みとしては、原子力災害対策の強化や新エネルギー導入促進などについて、近隣市町と連携して国や県に対して要望を行っております。
5 生活環境 ごみ分別の説明 保健センター  ゴミ処理広域化による、ごみの出し方の説明会を町側で行っている。全ての方の説明会参加は難しいが、回数を増やし、働いている方への説明を考え、夜の時間帯にも開催してほしい。  ごみ処理広域化に伴う10月からのごみの分別収集方法の見直しに向けて、4月から各地区を廻り説明会を開催しています。地区の要望に応じて平日・休日、また、昼間・夜間を問わず開催し、多くの方に参加いただいていますが、都合の付かない方もおられると認識しています。そのため、老人会や子ども会、集合住宅、また、同じごみ集積場所を利用する皆さんなどを対象とした説明会も、昼夜問わず順次開催しています。御希望があれば環境美化センターへ御相談ください。
 なお、広報おおいそ9月号に併せて、10月からの「ごみの分け方・出し方のパンフレット」や、「ごみ収集カレンダー」を全世帯に配布しましたので、そちらも是非、御活用ください。
6 教育文化 子どもたちの防災教育 保健センター  議会だよりに「中学生の防災学習」の記事があったが、被災地に中学生を送るまえにもう少し防災について足元を固めた教育や指導をしてほしい。子どもの命を大人が守るということから、防災教育について議員から町に言ってほしい。  児童・生徒に防災に関する正しい知識を持たせ、意識を高めていくことは大切なことであると考えます。東日本大震災の発生を機に、幼稚園、保育園、小・中学校合同の引渡し訓練の実施、独自の津波避難訓練ビデオの作製など、各学校では防災に関する教育をより充実させており、今後も引き続き指導の充実に努めてまいります。

議会報告会で実施したアンケート

会議録等

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