大磯の農産物
本町は、温暖な気候と海や丘陵部といった自然環境に恵まれており、丘陵部においては柑橘類を中心とした果樹、平地においては稲作、露地野菜、施設野菜、花きなどの農産物が生産されています。
主要作物は玉ねぎ、水稲、マコモタケ、柿、みかん、きゅうり、ねぎなどを作っています。
赤玉ねぎ(湘南レッド)
(収穫時期:6月上旬~7月下旬)
辛みが少なく、甘みと水分たっぷりの瑞々しさ、鮮やかな赤紫色が特徴です。
大磯は県内有数の生産地となっています。
JA湘南の「大磯湘南レッド」が、県のかながわブランドに登録されています。
水稲(はるみ・キヌヒカリ)
西小磯や生沢地域を中心に生産されており、はるみはコシヒカリと比べ、甘みや粘りが強いのが特徴です。
平成28年度、29年度には、2年連続で日本穀物検定協会が実施する「米の食味ランキング」の総合評価で、最高位の「特A」を獲得しました。
マコモタケ
(収穫時期:9月下旬~11月上旬)
食物繊維が豊富なイネ科の野菜です。高さは2メートル程になり、膨らんだ根元の白い部分を食べます。シャキシャキとした食感で、油との相性がよく、炒め物や揚げ物、サラダなど、和洋中問わず万能な食材です。
令和2年には、大磯マコモ研究会の生産する「大磯マコモ」が県のかながわブランドに認定されました。
大玉柿
大磯町落葉果樹研究会が中心となって栽培されている大玉柿は、葉20枚に果実1つを目安に摘蕾・摘果することで栄養を集中。このように生産者の努力によって、重量感たっぷりの大磯の秋の味覚になります。
○ 太秋(たいしゅう)
(収穫時期:10月中旬~11月上旬)
果肉はサクサクとした歯ごたえで、果汁も多く、糖度も17~18度にもなります。糖度が上がっていることを表す「条紋」と呼ばれるひび割れのような筋が果頂部を中心に入っているのが特徴。大きさは、350g~400gにもなります。
○ 富有(ふゆう)
(収穫時期:10月下旬~11月下旬)
果肉がやわらかく、甘みと果汁が多いのが特徴です。大きさは丸に近い四角く、230~280g程になります。
○ 次郎(じろう)
(収穫時期:11月上旬~11月下旬)
平たい四角形の形で糖度が高く、カリッとした食感が特徴です。大きさは、250g~300g程になります。
みかん
町の北西部にあたる虫窪・黒岩地域で栽培が盛んです。
○ 湘南のかほり
(収穫時期:11月下旬~2月中旬)
木の水分吸収を抑える栽培方法で、糖度12以上の高濃度を実現したみかんです。完熟に近い状態で収穫し、みかん一つひとつに葉を1~2枚つけ、赤い紙に包んだ状態で出荷します。
○ 湘南の輝き
(収穫時期:6月中旬~8月中旬)
冬場より温室のビニールハウスで栽培するので、露地栽培のものに比べて3か月以上早く収穫でき、8月中旬に最盛期を迎えます。糖度12度以上と酸味が少なく、甘みが強い品種です。
○ 大津 (露地みかん)
(収穫時期:11月~12月上旬)
果実が扁平で大玉系の品種で、甘味と酸のバランスがよいのが特徴です。
○ 藤中 (露地みかん)
(収穫時期:11月下旬~12月下旬)
酸味が少なめで甘味が強いのが特徴です。
○ 青島 (露地みかん)
(収穫時期:1月以降)
元々、酸味が強い品種ですが、収穫後に蔵で貯蔵し熟成することで、酸が分解され、甘味に変わります。甘味と酸のバランスがよく、風味が濃厚で食べ応えのあるみかんです。
きゅうり
(収穫期間 通年)
ハウスで育てる施設栽培と畑で育てる露地栽培で、年間を通して出荷を可能にしています。
JA湘南の「しょうなんキュウリ」が、県のかながわブランドに登録されています。
ねぎ
(収穫時期:11月~2月)
外側の薄皮をむかずに土がついた状態で出荷しているため、鮮度が保たれ、日持ちする他、食感が柔らかく、甘みがあります。
明治30年代から生産が始まったとされており、歴史のある野菜です。
JA湘南の「湘南土ねぎ」が、県のかながわブランドに登録されています。
主な購入先・問い合わせ先
・城山直売所 TEL : 0463-61-2264 (城山直売組合)
・磯っ子直売所 TEL : 0463-71-2511 (JA湘南大磯支店)
・あさつゆ広場 TEL : 0463-59-8304 (平塚市寺田縄424-1)
この記事に関するお問い合わせ先
〒255-8555
神奈川県中郡大磯町東小磯183
電話番号:0463-61-4100(内線:262,263)
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更新日:2021年06月10日