大正9年5月23日
5月23日(日曜日)、休日。
解説
今日は、日曜日。小見助役もお休みです。
豆知識
2020年は、新型コロナウィルスの感染拡大という、歴史的な災厄に見舞われた年になってしまいました。大磯町郷土資料館も3月7日から余儀なく臨時に休館し、皆様にご迷惑をお掛けしていますことを、改めてお詫び申し上げます。
今現在、新型コロナウィルスの収束にご苦労されている医療関係者の皆様に、改めて敬意を表する次第ですが、100年前の大正9年(1920)1月もインフルエンザ、いわゆるスペイン風邪が大流行し、大磯町でも医師の協力で予防注射を町内各所で実施したことは、当コーナー「100年前の大磯~小見助役の一日~」でもお伝えしてきたとおりです。コーナーで扱っているより以前の日誌の記述ですが、大正8年5月15日には、予防注射に尽力した大槻三麿医師が、シベリア戦地から凱旋し、小見助役たちが駅でお迎えしたとの記述があります。有事にこそ感じられるお医者さんの活躍に、改めて感謝します。
今年の新型コロナウィルスの、より早い収束を願ってやみません。
更新日:2020年05月23日