2021年度博物館実習を行いました
大磯町郷土資料館では、毎年、博物館学芸員資格の取得を目指している、大学生の実習を受け入れています。今年も3人の実習生を受け入れました。
実習では、博物館の学芸員の仕事である、資料の整理、保管、展示、教育普及活動を、一通り実際に携わっていただきます。今年は、展示実習として、常設展示室の「東海道大磯宿」のコーナーを展示替えしました。
このコーナーは、普段から当館の学芸員が定期的に展示替えしていますが、実習生の皆さんは、小島本陣と大名の関係に注目し、特に今回は肥後熊本藩の細川家と小島本陣家との関係を紹介することにしました。
小島家は、自身の系譜や地域的な関係から小田原藩の大久保家と、また紀州徳川家と深い親交があり、当館でもしばしば紹介してきましたが、熊本藩の細川家との関係は新たな発見でした。年内、12月まで展示していますので、ぜひ、ご観覧ください。
実習生の皆さんの今後のご活躍を楽しみにしています!
更新日:2021年08月12日