野鳥のガラス窓への衝突

更新日:2021年02月24日

皆さん、いかがお過ごしですか?

 

だんだんと暖かい日も多くなってきましたね。

 

今、元気に活動している生き物と言ったら野鳥です。

しかも木の葉が落ちて、野鳥がよく見えるんです。

郷土資料館周辺でもたくさんの野鳥を見ることができます。

中でも私がおススメしたいのはエナガです。

ふわふわの頭に身軽な体で、

細い木の枝の先をくるくる回る様子はずっと見ていても飽きません。

 

そんな野鳥ですが、ここ最近、郷土資料館のガラス窓への衝突が何件かありました。

種を確認できたものだけでもこの3か月で5件。

 

12月 ツグミ

1月 シロハラ、ツグミ、イカル

2月 ウグイス

ツグミ

ツグミ(これは資料館のはく製です。)

この時期、どこに行っても会うのがこのツグミです。

地面でエサを探している姿をよく見かけます。

シロハラ

シロハラ(これは資料館のはく製です。)

城山公園でガサゴソ大きな物音を立てている生き物がいる場合は、

シロハラかもしれません。

落ち葉の下の食べ物を探して夢中になっていると、

人が近づいても気が付かないことがあります。

イカル

イカル(これは資料館のはく製です。)

群れで飛んでいるのをよく見かけます。

イカルがたくさん止まっている木の下を通ると、

何かを食べているのでしょう。

くちばしをぱちぱちさせている音が聞こえてきます。

uguisu

ウグイス

このウグイスはぶつかって少し時間が経ったら、

元気になって飛んでいきました。

暖かくなってくるとさえずる声はよく聞くのですが、

ウグイスの姿はなかなか見られません。

 

多い日では窓ガラスに4回も鳥がぶつかった日もあります。

よくぶつかる窓ガラスの場所は、広場側の西側です。

対策として、よくぶつかる窓はカーテンを閉めることにしました。

外側から見てみると、カーテンが閉まっている窓は、

ガラスを通しても白いカーテンがよく見えます。

 

なぜぶつかってしまったのでしょうか。

窓に空が映りこんでいた?

窓の向こう側が見えていたため、通り抜けられると思った?

天敵に追いかけられてパニックになっていた?

郷土資料館の前の広場の工事の音の影響?

はっきりした原因はわかりませんが、

カーテンを閉めたことで窓ガラスへの野鳥の衝突事故が減ってほしいです。

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