「高麗の山神輿」関連資料を受け入れました
町指定民俗資料「高麗の山神輿」に関する資料を受け入れました。
「高麗の山神輿」は、大磯町高麗にある高来神社の春季例祭に先立って行われている神事です。高来神社境内から高麗山山頂にあるダイドウ(上宮)跡まで、渡御する神事が行われています。
今回受け入れた資料は、コマ(駒札)・ハッピほか2点の資料です。
コマ(駒札)は、春・秋の例祭で担がれる高麗地区持ちの「村神輿」に取り付けて利用されていたものです。昭和50年代から平成元年にかけて、村神輿に取り付けて利用されていました。製作したのは高麗地区の建具店で、「高麗」の字は高麗山神輿保存会の初代会長によるものです。
ハッピは、高来神社の祭礼の際に高麗地区の参加者が利用しているものです。寄贈された資料は、大正5年生まれの男性が昭和50年代まで使っていた資料です。現在も同じデザインのハッピが利用され、保存会員が春・秋の祭礼の際に身に着けています。
当該資料は、「高麗の山神輿」関連資料として常設展示室での展示を予定しています。展示を開始した際には、改めてウェブサイト上でお知らせします。
更新日:2018年11月05日