博物館実習のようす
郷土資料館では、毎年博物館実習生の受け入れを行っています。今年度は1名の実習生を受け入れました。
約2週間の実習のなかで、博物館資料の取り扱いや展示、教育普及事業など、博物館の活動に参加しながら学んでいます。当館では、各分野の学芸員が交代で実習の担当を務めています。
今回は民俗分野の実習の様子についてお伝えします。今年度、民俗分野では、計3日間の実習を担当することになり、1週目の1日目は資料の整理作業を行い、1週目の2・3日目で資料の展示実習を行いました。
資料の収集から整理と、整理された資料について調べ展示を行う作業を分割して行ったことになります。展示については、ショイバシゴ(背中に背負って使う運搬用の道具)を対象に行いました。
昨年度の実習生にも小さな展示を作ってもらいましたが、時間の関係でパネルの作成までを実習として行い、実際の展示作業は民俗の担当者が行っていました。今年度は昨年度よりも時間をとることができたので、実際の展示作業まで行うことができました。
実習生の展示はスポット展示として、10月下旬まで常設展示室内で展示をしていますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
更新日:2018年11月16日