9月の民俗マンスリー展示「ハリバコ」
民俗分野の展示では、毎月一つ、月替わりで資料を展示しています。
今月のマンスリー展示は、「ハリバコ」です。
本資料は2017年6月に町内の方から寄贈された新収蔵資料です。寄贈者のお母様が昭和初期に茨城県から横浜市鶴見区にお嫁入りした際に、持参されたものです。
このハリバコは、裁縫の道具を入れるために作られた木製の箱です。専用の道具のため、裁縫に使う鯨尺を収納できる穴が開いており、縫う際に布がたるまないようにする絎台(くけだい)としての機能もそなえています。
今月のマンスリー展示は、博物館実習生が展示の企画・文章作成を行いました。ご来館の際には、ぜひご覧ください。
更新日:2018年11月16日