11月の石仏クラブを実施しました
11月4日の土曜日、町内の石造物の再調査を行う石仏クラブを実施しました。
今月は郷土資料館のある大磯城山公園の三井邸地区および西長院にある石造物を調査しました。
城山公園内では、三井家の屋敷として利用されていた時代にかかっていた橋の橋脚の礎石を調べました。現在も複数の礎石が、橋がかかっていた辺りにありましたが、位置は変更されているようでした。県立公園として整備した際に移動したものと思われます。
また、公園内にはさまざまなモニュメントが新造されています。参加者からは「石造物は減る一方だと思っていたけれど、新しく作られるものも多い」というコメントがありました。
西長院は、城山公園の南門から出て、すぐの場所にあります。身代わり地蔵尊が有名で、大磯町の文化財にも指定されています。
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/look/jisya/saichouin.html
身代わり地蔵尊も含め、境内の石造物を確認しました。大きさに関しては以前の報告と相違ありませんでしたが、一部、銘文が間違っているものもありました。
今後も町内の石造物調査を続けていきます。次回は大磯城山公園の旧吉田茂邸地区の石造物を調査する予定です。
更新日:2018年11月16日