応急手当を学びませんか
応急手当について
突然のけがや病気で心臓や呼吸が止まってしまったら…
令和3年の「救急・救助の現況」(総務省消防庁)によると、119番通報から救急車が現場に到着するまでに要する時間は、全国平均で約8.9分となっています。(前年は8.7分)この間にバイスタンダー(その場に居合わせた人)による応急手当が適切に実施されれば、救命率の向上に大きく寄与します。
※一般市民が善意で実施した応急手当については、その結果責任を法的に問われることはないと考えられているため、積極的な応急手当の実施が望まれます。
一次救命処置(心肺蘇生とAED)とは
心臓が止まると十数秒で意識がなくなり、そのままの状態が数分間続くと回復することが困難となってしまいます。そのような場合、いかに早く心肺蘇生法を行うかがその患者さんの予後に大きく影響します。
心肺蘇生とは、胸骨圧迫及び人工呼吸のことをいいます。また、AEDを用いた電気ショック、異物等で窒息した場合の異物除去を合わせて、一次救命処置といいます。
いざという時のために救命講習を受講してみてはいかがですか
消防署では一次救命処置(心肺蘇生法やAEDの使い方)、応急手当を習得して頂けるよう講習会を開催しています。
■普通救命講習
心肺蘇生法やAED、異物除去、止血法を学ぶ3時間のコース。
※小児や乳児に対する内容をご希望する場合はご相談ください。
■上級救命講習
普通救命講習の内容に加え、小児・乳児の心肺蘇生法、外傷の手当て、保温法、体位管理法、搬送方法などを学ぶ8時間のコース。
※普通救命講習を修了した方(同等の知識を有する方)が対象です。
※年に1回程度、9月頃を開催予定としています。
※開催日程が決まりましたら、「広報おおいそ」で募集いたします。
■救命入門コース
基本的な心肺蘇生法及びAEDの使用方法を重点とした90分のコース。
◎お申し込み(普通救命・救命入門コース)
町内在住、在勤または在学の概ね5名以上のグループでお申し込みください。随時受け付けています。
※少人数はご相談ください。
希望の講習会(普通救命講習もしくは救命入門コース)を開催希望日の1か月前までにご連絡ください。
なお、他業務等が入っている場合はご希望に添えない場合もございます。
まずは、消防署へご相談ください。
更新日:2024年10月16日