
六所神社本殿と国府祭の様子 |
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国府本郷の神揃山や大矢場を中心に、一之宮(寒川神社)、二之宮(川勾神社)、三之宮(比々多神社)、四之宮(前鳥神社)、平塚八幡神社の5社の御輿が寄り集まって六所神社との間で特殊な祭祀がとりおこなわれます。 この祭りは国府祭(こうのまち)と呼ばれ、この地に国府が営まれるにあたって近在の有力社を合わせ祀ったとする総社制度に由来し、1千年近くの伝統をもつと言われており、また、六所神社の母神のもとに五人の兄弟神が集まり、1年の悪神平定の手柄を報告し合うのだとも伝えています。
もともと旧暦5月5日におこなわれていたことから端午祭りとも呼ばれていましたが、その後昭和40年代までは、新暦6月21日、22日に行うようになりました。近在の農家ではこの日までに田植えや麦の収穫をすませるなど、農作業の目安としており、このときに開かれる市では農具が売られ、買い求める人々で賑わいました。また、大磯では国府祭にあわせて端午の節句をおこないました。
家に男児があれば幟を立てて五月人形を飾り、屋根にはショウブ、ヨモギ、カヤをそれぞれ束ねたものを屋根にさし、風呂はショウブ湯にして入りました。なお、昔はお見合の祭とも言われ、娘たちはこの日にあわせて着物を新調し、新しい下駄を買いました。若い人たちにとっても大きな楽しみの場だったようす。
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