虎御石まつり
令和2年5月24日 虎御石まつりは開催中止となりました
日時 : 令和2年5月24日(日曜日)【中止】
場所 : 延台寺
スケジュール(予定)
13:00 虎御石おねり、特別法要・ご開帳
14:00 中国コマの実演
14:30 「外郎(ういろう)売り」の口上、「ういろう太鼓」披露
15:30 ちびっこ剣道大会奉納
木遣り奉納
17:00 終了
虎御石まつりとは
5月第四日曜日(曽我十郎が仇討ちを果たしたのが旧暦の5月28日であることに因み、毎年開催日が決定されます。)虎御石がご開帳されます。この石に触れると安産・厄除け、大願成就にご利益があるとされています。
当日は虎御石特製御守りや根付けの販売、ちびっこ剣道大会等の行事が奉納され、参拝客でいっぱいになります。
虎御石
山下長者はなかなか後継ぎの子どもに恵まれませんでした。
あるとき妻が、虎池弁財天に祈願を思いたち日夜お願いしたところ、夢枕に弁財天が現れました。翌朝、美しい石が置かれており、その石を日夜礼拝していたところ、めでたく女児を授かりました。1175年のことです。
虎池弁財天より「虎」の字をいただいて「虎」と名づけました。
虎女が大きくなるにつれて石もまた大きくなっていく。人々は生石といって不思議がり、山下長者はありがたい霊験にお堂を建てて、弁財天とともに虎女の守り本尊としました。この石こそ「虎御石」です。
曽我十郎の仇討ちの相手、工藤祐経は仇討ちの気配に気付き、十郎が山下長者の屋敷にちょくちょく来ることを知り、刺客を差し向けました。
十郎めがけて矢を射かけたが、矢は見事にはね返され、続いて太刀で切りつけたが歯がたちませんでした。
よくみればそれは大きな石であり、刺客は驚いて逃げ帰りました。
その大きな石こそ「虎御石」であり、矢の当ったあたりに矢きずのくぼみができ、長い刀きずもついていました。それ以降、「虎御石」を「十郎の身代わり石」とも呼ぶようになりました。
周囲86センチメートル、重さ130キログラム。
大磯の虎女めぐり
大磯には多くの虎女ゆかりの地があります。
それらの地をめぐるコースのご紹介です。コース内の鴫立庵には、虎女の像があります。
~基本情報~
開催時期 : 5月下旬
場所 : 延台寺 (電話 0463-61-0742)
行き方 : 大磯駅より徒歩7分
更新日:2020年04月09日