平成23年度国民健康保険事業特別会計決算の概要

　平成23年度大磯町国民健康保険事業特別会計決算は、歳入においては40億5,260万円で、予算額に比較して7,816万円の増、歳出においては38億2,155万円で、予算現額に比較して1億5,289万円の減となり、歳入歳出差引2億3,105万円の繰越額となります。

　これを前年度と比較すると、歳入は1億9,689万円の増（対前年度伸び率5.1％）、歳出は6,398万円の増（同1.7％）となります。

　歳入の主なものは、国民健康保険税が、9億4,804万円（同7.6％）で、国民健康保険税率・税額等の見直しにより増となったものです。国庫支出金は、7億63万円（同12.9％）で、一般療養給付費負担金の増と過年度精算額が平成23年度に発生し交付されたことにより増となったものです。療養給付費交付金は、2億2,165万円（同39.8％）で、療養給付の増によるものです。前期高齢者交付金も療養給付の増により11億1,699万円（同5.9％）となっています。繰入金は4億6,744万円（同 -5.1％）となっています。

　歳出の主なものは、保険給付費が、26億1,792万円（同4.1％）で、療養給付費・療養費・高額医療費の増によるものです。後期高齢者支援金等は、4億6,520万円（同14.0％）で医療費の給付の増によるものです。介護納付金は、1億9,213万円（同14.3％）で、給付費の増によるものです。

　また、歳出総額の80.1％は、療養給付費・療養費・高額療養費・後期高齢者支援金等・老人保健医療費拠出金の医療費で占められています。国民健康保険被保険者1人当たり医療費の保険者負担分は256,199円となっています。