平成30年度一般会計決算の概要

更新日:2019年11月08日

 平成30年度大磯町一般会計決算は、歳入が99億4,224万円(対前年度伸び率△11.7%)、歳出が92億7,327万円(同△14.4%)で、歳入歳出の差引残額は6億6,897万円(同57.9%)で、翌年度へ繰り越すべき財源5,917万円を控除すると、実質収支額は6億980万円(同66.8%)となります。

 

 歳入では、収入の根幹をなす町税が50億3,728万円で前年度より1億2,119万円(同2.5%)の増となっています。主な要因は、所得割の増加による個人町民税の増、町内温泉施設の通年営業による入湯税の増などによるものとなっています。また、地方消費税交付金は個人消費の持ち直しなどにより2,616万円(同5.5%)の増となっています。使用料及び手数料は旧吉田茂邸の観覧料の減少はあるものの、リサイクルセンター運営開始に伴うごみ処理手数料の増加などにより645万円(同4.0%)の増となっています。

 一方で、国庫支出金は、私立認定こども園サンキッズ国府の開園に伴う施設型給付費負担金などの増加はあるものの、臨時福祉給付金事業の終了、私立認定こども園サンキッズ国府の整備終了に伴う保育所等整備交付金、リサイクルセンター整備終了に伴う循環型社会形成推進交付金の減少などにより3億9,367万円(同△30.8%)の減、県支出金も同様に新たな観光の核づくり促進交付金などの増加はあるものの、私立認定こども園サンキッズ国府の整備終了に伴う安心こども交付金事業費補助金、リサイクルセンター整備終了に伴う市町村自治基盤強化総合補助金の減少などにより6,059万円(同△8.7%)の減となっています。また、地方交付税は災害関連などの特別な財政需要に対して交付される特別交付税の減少により、297万円(同△0.4%)の減、諸収入はリサイクルセンター整備終了による二宮町からの分担金の減少などにより1億4,833万円(同△33.4%)の減、町債はリサイクルセンター整備終了に伴うごみ処理広域化事業債の減少などにより6億2,140万円(同△56.0%)の減、繰入金は特別会計からの清算による繰り入れの減少により5,427万円(同△11.9%)の減、前年度からの繰越金は1億9,004万円(同△31.0%)の減となっています。

 

 歳出では、普通建設事業費が複雑多様化する救急事案に対応できる体制強化・充実のため、高規格救急自動車の更新、また、子育て世代の身近な拠り所として(仮称)東部子育て支援センター整備の着手などによる増加はあるものの、リサイクルセンターの整備、私立認定こども園サンキッズ国府の整備の終了などに伴う減少により15億9,550万円(同△76.5%)の減となっています。その他、維持補修費は台風や大雨の影響による復旧対応の減少などにより1,194万円(同△12.3%)の減、公債費は平成10年度に借入れた大磯運動公園整備事業などの償還が終了したことなどにより2,972万円(同△4.5%)の減となっています。

 一方で、人件費は職員給与の改定などにより4,935万円(同2.4%)の増、物件費はリサイクルセンターの運営委託料の増などにより1億4,665万円(同10.7%)の増、扶助費は私立認定こども園サンキッズ国府の開園に伴う施設型給付費などにより5,502万円(同3.4%)の増となっています。

 

 また、平成30年度は、限られた自主財源の他に活用できる国庫支出金や県支出金などの依存財源についても最大限に確保し、総合計画後期基本計画の着実な推進と継続した取組みを踏まえて事業を実施しました。

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