平成24年度介護保険事業特別会計決算の概要

　平成24年度大磯町介護保険事業特別会計については、第5期事業計画期間（平成24年度～平成26年度）の初年度の決算となります。歳入は24億5,745万円で、予算現額に比較して4,608万円の増、歳出は24億2,274万円で、予算現額に比較して3,011万円の減となり、歳入歳出差引3,471万円の繰越額となります。

　決算額を前年度と比較すると、歳入は1億1,033万円の増（対前年度伸び率4.7％）、歳出は9,704万円の増（同4.2％）となっています。

　歳入については、保険料が5億2,059万円（同11.4％）で、介護保険料の改定及び第1号被保険者数が増となったことによるものです。国庫支出金4億7,479万円（同5.6％）、支払基金交付金6億7,531万円（同2.1％）、県支出金3億6,432万円（同11.0％）、繰入金4億16万円（同3.1％）は、保険給付費の増によるものです。保険料の急激な上昇を避けるために、財政安定化資金が特例として平成24年度に限り交付されており、県支出金が伸びています。

　一方、歳出については、保険給付費が23億385万円（同5.8％）で、介護サービス利用件数の増加による給付費の増によるものです。

　歳出総額の95.0％を占める保険給付費のうち、介護保険サービスに係る給付費が94.8％となっています。これを介護度で区分すると、介護サービス（要介護1～5）が94.0％、介護予防サービス（要支援1及び2）が6.0％となっており、サービス種類で区分すると、居宅サービスが52.9％、施設サービスが47.1％となっています。