平成23年度介護保険事業特別会計決算の概要

　平成23年度大磯町介護保険事業特別会計については、第4期事業計画期間（平成21年度～平成23年度）の最終年度の決算となります。歳入は23億4,713万円で、予算現額に比較して1,118万円の増、歳出は23億2,569万円で、予算現額に比較して2,032万円の減となり、歳入歳出差引2,144万円の繰越額となります。

　決算額を前年度と比較すると、歳入は1億4,725万円の増（対前年度伸び率6.7％）、歳出は1億7,810万円の増（同8.3％）となります。

　歳入については、保険料が4億6,712万円（同1.9％）で、介護保険料第1号被保険者数が増となったことによるものです。国庫支出金4億4,949万円（同6.6％）、支払基金交付金6億6,121万円（同8.5％）、県支出金3億2,815万円（同5.8％）、繰入金3億8,798万円（同1.2％）は、保険給付費の増によるものです。

　一方、歳出については、保険給付費が21億7,856万円（同6.9％）で、介護サービス利用件数の増加による給付費の増によるものです。

　歳出総額の93.7％を占める保険給付費のうち、介護保険サービスに係る給付費が94.5％となっています。これを介護度で区分すると、介護サービス（要介護1～5）が94.3％、介護予防サービス（要支援1及び2）が5.7％となっており、サービス種類で区分すると、居宅サービスが61.0％、施設サービスが39.0％となっています。